7つの脳内物質【セロトニンとメラトニン】
2025/02/11
脳科学の続きになります。 ①セロトニンとメラトニン ②オキシトシン ③ドーパミン ④アドレナリンとノルアドレナリン ⑤エンドルフィン この7つの脳内物質について、その役割を説明します。 知っていて損することはありません。自分の髪型を気にするように、爪のネイルを気するように、スキンケアを気にするように、脳を気にしてみてください。そこに知識と意識があることで、人生を豊かにしてくれるはずです。 今回のブログでは ①セロトニンとメラトニン について説明します。 セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。やる気やメンタルの安定にかかわり、気分を前向きにしたり、爽快感を与えたり、頭がさえて頭の回転が良くなったり、脳機能UP、幸福感UP、などの効果があります。 セロトニンは脳というオーケストラの指揮者というように例えられたりします。セロトニンが他の脳内物質、ドーパミンやアドレナリンなどのバランスをちょうどいい感じに調整する役割になっています。 セロトニンは超重要な脳内物質になります。 セロトニンの分泌タイミング ■リズミカルな運動 ■租借 ■日光 ■笑う ■入浴 ■瞑想(マインドフルネス) これらの行動が引き金となって、セロトニンは分泌されます。 中でも特に有効なのが、朝散歩(あさんぽ) 起床から1時間以内に、15分~30分程度の散歩をすること。私は通勤で朝散歩していますが、すこーしだけ早歩きで、到着頃にカラダが温まっている状態にしています(夏はかなり早朝じゃなきゃ難しいですね(^^;)) リズミカルな運動(歩く)と日光の両方の行動がとれます。その日1日を通して、気分よくやる気を持って過ごせます。 起床から1時間に内に朝散歩することにより、夜に眠気が来て睡眠の質を上げてくれます。朝起きてすぐ日光を浴びることで、体が朝だと理解し、頭も冴えてきます。体が目覚めてから、おおよそ15時間~16時間後に眠気が来るようになっています。朝7時に日光を浴びたら、夜10時11時ごろに眠気がくるということです。このメカニズムについてさらに掘り下げると、セロトニンが体内でメラトニンという物質、別名「睡眠ホルモン」に変わります。 メラトニンは自然な眠気を感じさせ、睡眠の質を高めてくれるホルモンです。 睡眠の質を高めるということは具体的に、寝ている間に細胞を修復し、脳や体を回復させてくれます。 抗酸化作用もあり、アンチエイジング(老化防止)の効果もあります。このメラトニンは目に入る光の量が減ることによって分びつされます。つまり夜になるにつれて分泌されます。寝る2~3時間前には部屋を暗めにして、たくさんメラトニンがたくさん出るようにすることで、睡眠の質を高めることができます。 脳のパフォーマンスを高めるためには、睡眠の量と質はとても重要です。理想の睡眠時間は7~8時間です。 メラトニンの材料ですが、それはセロトニンです。朝からちゃんとセロトニンを出すことができれば、夕方ごろからそのセロトニンがメラトニンに変わり、睡眠の質を高め、体と脳を回復してくれます。 セロトニンとメラトニンはセットで覚えておくとよいでしょう。 心と体の健康を保つためのとても重要な物質です。 おさらいですが セロトニンの分泌タイミング ■リズミカルな運動 ■租借 ■日光 ■笑う ■入浴 ■瞑想(マインドフルネス) ↓ セロトニン分泌量が多いと、メラトニンもしっかり分泌され、良質な睡眠、体と脳の回復につながる 朝起きて、朝日をあびで、元気よく歩いて、笑顔で過ごして、風呂入って、リラックスして、寝る。 書いてるだけで幸せな気分になります(笑) 逆にセロトニンが不足すると ■うつ病・不安症 ■不眠症 ■摂食障害 ■アルコール依存症 などに繋がります。セロトニンがいかに超重要かということです。 ちなみにこのセロトニンは、トリプトファン(タンパク質)、糖質、ビタミンをもとに作られます。これらは普通にバランスの良い食事をしていれば不足することはありませんが、現代人は特にビタミンが不足しがちです。超重要セロトニンをたくさん出すためにも、食事も見直していく必要があります。 たくさん情報をお伝えしてきましたが、結局のところ「生活リズムを整える」ということです。 生活リズムをととのえましょう!っと一言いっても、それがなぜ良いのか理解していないと、伝わりません。 もう一度 朝起きて、朝日をあびで、元気よく歩いて、笑顔で過ごして、風呂入って、リラックスして、寝る。 そんなに難しいことではありません、改めて意識してやってみてください(^^ |