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7つの脳内物質【アドレナリンとノルアドレナリン】

2025/02/13

①セロトニンとメラトニン
②オキシトシン
③ドーパミン
④アドレナリンとノルアドレナリン
⑤エンドルフィン


この7つの脳内物質について、その役割を説明します。
知っていて損することはありません。自分の髪型を気にするように、爪のネイルを気するように、スキンケアを気にするように、脳を気にしてみてください。そこに知識と意識があることで、人生を豊かにしてくれるはずです。

今回のブログでは
④アドレナリンとノルアドレナリン
について説明します。

この2つはとても似ていて、どちらもパフォーマンスを上げてくれる脳内物質です。
アドレナリンには身体機能のアップ、ノルアドレナリンには脳機能アップという効果があります。

このアドレナリンは「闘争逃走ホルモン」と呼ばれています。闘うか、逃げるかという反応をする際に出る脳内物質です。

大昔、私たちの先祖が天敵である獣に襲われたとき、このアドレナリンとノルアドレナリンが出ていました。
獣に襲われた際に、「闘うか」「逃げるか」という瞬時の判断に迫られます。ここで戦うにせよ逃げるにせよ、生き延びるためには火事場の馬鹿力のような全力を出す必要があります。この時に「闘争逃走ホルモン」であるアドレナリンとノルアドレナリンが出て、火事場の馬鹿力が発揮されていました。

緊張、恐怖、不安、ストレスを感じる時に分泌されます。分泌されたら、脳機能が上がり、集中力や記憶力が上がり、身体機能が上がります。

私は過去の振り返りをしてみると、こういった恐怖や不安などの経験を乗り越えた時の記憶が鮮明に残っているのは、このアドレナリンによる記憶力向上の効果かもしれません。

アドレナリン系のホルモンに関係するものとして「ヤーキーズ・ドットソンの法則」というものがあります。

人はストレスが多すぎても少なすぎても良くないということ。多すぎるとオーバーヒートし、少なすぎると意欲低下につながります。適度なストレスがある時こそ、最高の生産性を発揮できるという法則です。
生活に適度なハリがあったほうが、生産性はあがるということです。

ストレスがかかりすぎると脳がパンクしてしまうので、オンとオフのメリハリを作ることが効率の良い方法です。
日中の仕事中の適度なストレスは仕事のパフォーマンスを上げてくれます。仕事が終わった後の、夕方や夜の時間にリラックスして、ストレス解消することが大事です。

【ストレスに強くなる方法】
不安は行動で解消するというやりかたです。不安はストレスの原因になりやすいです。ですので不安への正しい対処法をしっていればストレスに強くなります。

具体的には、「人に話す」「紙に書きだす」「運動する」という行動をすることが不安を取り除く効果的な方法です。
この理由について
最初に説明したように、昔の人が天敵に襲われたときに発動するものでした。この獣に襲われたときに「闘うか」「逃げるか」という判断に迫られている状態です。私たち人の体は、不安を感じると交感神経優位になり、体が戦闘モードに入ります。これが本来の「不安」です。つまり不安は、これから火事場の馬鹿力を発揮するためにための準備のような役割を果たしています。不安は言い換えれば、「行動しろ」という合図になります。ですので不安を感じたら、「人に話す」「紙に書きだす」「運動する」などの何かしらの行動が正しいです。行動することで不安は解消されます。

何か不安を感じた際に、クヨクヨ考えても仕方がないということです。

とにかく思い浮かぶ行動をすべてやってみることで、不安を解消し、ストレスにも強くなります。

次回は⑤エンドルフィンについて
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